HW-9を組み立てる2001年4月 |
HW-9は、米国のHEATHKIT社のHFトランシーバのキットで、80年代後半頃からTZONEで輸入販売されていました。最初は確か本体が59.8k円、WARCバンドパックが10k円でしたが、円高のおかげで、途中から本体が49.8k円くらいに値下げされました。ですが、まだなかなか手が届きませんでした。その後、就職して少し経済的にも余裕ができたので、そろそろ買おうかと勇んでTZONEに駆けつけたところ、何と「生産終了しました」の一言。ガーン・・。という話は別の所にすでに書きました。そういう不運な経験から、HW-9は一種のトラウマになっていたのです。
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![]() 当然、今度こそ手に入れないと一生後悔することになるだろうと思い、手に入れたわけです。巷で話題になっていたFT817にあとちょっとで手が届きそうなお値段でした。 写真は、前後のパネルです。袋入りで傷一つない、本当の未組み立て品です。 |
![]() 譲ってくれた方に連絡を取ると、組み立てようと思って一部の部品を開封したまま、引っ越しなどで間違って処分してしまった可能性があるとの返答で、しかたなく、不足部品相当額を値引きしてもらって決着させました。 CR類はいくらでも代用がききますが、水晶やコイルはちょっと困ったな〜と思案していましたが、2年くらい前にHW-9のジャンク基板(自作オールバンドSSB/CWトランシーバに化けた1号機の分)を新宿QRP懇親会でJH7KYD影山さんに差し上げたことを思い出しました。さっそく影山さんに電話して事情を話すと、基板はそのまま押し入れにしまってあるとのことで、ご厚意により無事2年ぶりにわが家に戻ってきました。これで、不足部品のほとんどはまかなうことができる目処が立ちました。 |
![]() その後、秋葉のラジデパの部品屋さんを何軒か回ったところ、シルバードマイカは、ぴったりの数値のものはありませんでしたが、使えそうなものを手に入れることができました。 |
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