令和2年3月8日(日)、午前10時から非常通信伝達訓練を実施しました。
今般の新型コロナウイルスの感染拡大防止に対応するため、基地局と消防職員の方々との、あるいは会員相互の接触をしない形を選択しました。
このため、基地局を当初、函館市桔梗町の消防総合訓練センター敷地内に設置する予定でしたが、これを変更し、西旭岡町の支部長自宅に設置することとし、各局様は基地局には集合せず、ご自宅等から情報の発信をお願いしました。
当初、2mFM運用は10時20分までを予定していましたが、お陰様で13局から情報をいただき時間帯を大幅にオーバーしてしまいました。
この後、D-STARのDVデジタルボイスにおける低速データ伝送の機能を利用して画像の伝送を試みました。
時間が押していたものですから焦ってD-STARの運用をしようとしたのですが、どうもレピーターにうまくつながらずモタモタしている間に、JA8DHR局とJA8WXO局との間でうまく画像伝送されたとのご連絡を頂きました。
夕方気付いたのですが、何のことは無い、私が同軸の切替操作を、つい、忘れていただけでした。基地局の不手際をお詫び申し上げます。
参加各局様、ご参加頂きたいへんありがとうございました。
考えてみれば、このような情報収集も実際にはあり得るかなと思いました。あとは公衆回線が全て失われた想定の中で、受けた情報をいかに関係機関に伝えるかということで、基地局を消防署の近くに置きたいという思いがあります。