「福島キッズ支援ラジオ製作会」が、2015年8月15日(土)、森町 ネイパル森で開催されました。
この「ふくしまキッズ支援ラジオ製作会」は、ふくしまキッズ実行委員会が実施している夏季林間学校のプログラムの一環として実施されています。
ふくしまキッズ実行委員会は、福島第一原発事故の影響を受け、様々なストレスを抱えた生活をしていて、少しでも自由にのびのびとした休みを体験してもらおうと福島の子供達を全国に招待して、子供たちへの教育授業をするとことで、多くの体験を作り出すことを目的としています。
5年目、続いた活動、今回でこのイベントはファイナルとなりました。
写真左は、開催された会場のネイパル森です。
上左写真、この活動を実践してきたJA8CZR能登さんです。この件を支部事業として連年、取り組んできています。
上右写真 JE8HLA伊藤支部長のあいさつです。
情報労連函館分会との共催で、後援にはNPO法人 ラジオ少年になっていただき、ニッパ、ハンダごてなどラジオ工作道具一式をお借りしました。ありがとうございました。
今回のボランティアは、上記お二人に加えてJA8EJZ斉藤さん、JA8HJZ松坂さん、JA8POM冨坂さん、JA8IOT村井の6人が参加です。
真剣に実態配線図を眺めてハンダづけをします。各写真は、クリックすると拡大します。
最初はぎこちなかったのですが、すぐに上手くなっていきます。
JA8EJZ斉藤さんの説明は、やさしく原理も説明していきます。
今回は、ボランティアの人数が少なかったのですが、慣れでしょうか。
順調に指導することができました。完成したラジオを持つ手には、達成感が満ち溢れていまして、この日がいい思い出になってほしいと願っています。
チューニングする様子です。
ここのロケーションは、放送局が離れていて外にでなければ、放送波を受信できず中庭で受信をします。
完成して、チューニングする子供さん達です。
「おお~~ 聞こえる~~」
「高校野球の放送だ!」 などの声が聞こえ、手作りのラジオから流れる放送に感動していました。
それを見ている、我々も、また、感動するのでありました。hi
動作しないラジオもあり、トラブルシューテングです。
今回のほとんどが、このようにパーツのカット忘れによるショートでした。
文・写真 JA8IOT 村井