11月29日(土) 総務省主催で函館市のポールスターショッピングセンターで「アマチュア無線ゼミナール2014 in 函館」 が開催されました。
「電波利用 電子申請・届出システムLite」の利用方法、電子申請ブースでは、パソコン数台での体験コーナーも用意され、アマチュア無線を紹介する講演やトークショーが行われました。
会場には、日本アマチュア無線振興協会 JARD、北海道電波適正利用推進員協議会、北海道受信環境クリーン協議会、ICOM、YAESU、日本アマチュア無線連盟などのブースも出展し、函館のFM放送局「FMいるか」では、放送車も入り会場の様子を生放送でオンエアーしていただきました。
オープニングで、挨拶をする総務省の田向(たむかい)無線通信部長。
電子申請の体験!
今回の大きなテーマである電子申請も、実際の手続きなど実際の画面でレクチャーしていただきました。
各ブースの様子
JARD、北海道受信環境クリーン協議会のブース。
ICOM、YAESUさんも出展されました。
「アマチュア無線の魅力と楽しみ方」
12:20からは、
「アマチュア無線の魅力と楽しみ方」と題して、JARD 会長 JA1HQG有坂会長の講演です。
その要旨を抜粋して掲載します。
一般の方向けにアマチュア無線とはに始まり、国内外の通信、よみうり一万局賞の紹介、自作の楽しみ、ARDFなどを紹介 。
災害時における非常通信
阪神淡路大震災のときには、総務省が電話でライセンスを与えた。これは初めてのことであり、icomのハンディトランシーバー200台を提供していただいた。
3.11には、いろいろな情報伝達をしていった。
国際宇宙ステーションとの交信の紹介。
ノーベル賞の天野浩教授は、小学校高学年から中学生時代にJR2NHM というコールで、アマチュア無線に熱中し、このアマチュア無線が工学系の大学へ進学するきっかけとなり、それがノーベル章につながったという話です。
ノーベル賞を取りたかったら子供達にアマチュア無線をやらせてください。場内爆笑
JARDの紹介です。略
2アマの講習会はEラーニングで
念願の2級のライセンスを与える講習会の開催を計画しており、内容は、インターネットを使って、どこでも勉強できるようにEラーニングで行ない最後に国家試験を実施というもの。
3級があれば、時間の免除があるようにして、60時間ちょっとの講習時間で、おさらいも行うので合格率は90%以上ということで考えている。
2級アマチュア無線技師の講習会の費用は5万円くらいを考えており、自動車免許に講習は、合宿では20万くらいなので、無線は、一生のライセンスでもあり、この額が妥当かな思っている。
追試も予定しており、現在、協議をしており、来年の7月頃には実施していきたい。
パブリックコメントは終了したので、実施することになる。
4級の資格は、講習料金を1/3にしたら4倍の方がうけるようになり、増益とつながっている。
一般の方にもわかる楽しみ方を紹介し、あっという間の時間でした。
電子申請体験ブースには、変更申請が近い局長が、総務省担当の方から指導をうけ、変更申請を行 なっていました。
次は、未来大学の学生による、FMいるかでの公開生放送「キャンパスデイズ!FUNラジ特別編」がありました。
アマチュア無線についてほとんど知らない公立はこだて未来大学の放送メンバーが、番組を通してアマチュア無線の楽しさや魅力を学ぶ番組内容でした。
FMいるかのアナウンサーが各ブースでインタビューです。
DENPA君も大活躍です。
この右上の看板を見てください。アマチュア無線のイベントなのです。
JE8HLA伊藤支部長からは、渡島檜山支部の活動について説明しました。
総務省の主催で、アマチュア無線のイベントを行っていただいたことは、とてもありがたいものでした。
参加されました各局さん、おつかれさまでした。
記 JA8IOT