JARL渡島檜山支部では、平成25年度11月27日(日)函館市亀田公民館で「アマチュア無線の楽しみ方講座」を開催しました。 講座の対象は、アマチュア無線をはじめて間もない方、これからはじめたい方、興味のある方です。
講座の内容は、
1.いまさら聞けないQSOのあれこれ
2 画像通信SSTVへの誘い
としまして、会場には、30名を超える方々が参加されました。(写真上 挨拶するJE8HLA伊藤支部長)
各地から参加された会員の皆さん
「いまさら聞けないQSOのあれこれ」の講師はJA8CZR能登氏で、内容は、
○ やってはいけないこと、あるいはやらない方が良いこと
JL8JUKさんが完成させました。
○ JARLコンテストの説明
コンテストへのQSOサービスは可能か。
○ DXのQSOはコンテストが容易
ALL ASIAN CONT ほか
実際の運用では 「こちらは」、「どうぞ」がQSOに夢中になってつい、抜けてしまう、このワードですので注意が必要など、実際の運用上における注意点をわかりやすく説明されました。
ビギナーは、もちろん、参加されたOM諸氏も、初心を思い出し熱心に聞いていました。
用意したJARL主催コンテストの手作りポスターで日本地図を完成させようと、楽しさを伝えます。
JL8JUK伊久留さんのアワードを実際に見てもらいます。
南極との交信もできることを、エピソードを交えてPRします。
「画像通信SSTVへの誘い」の講師は、JA8ANQ 酒井さん。
酒井さんは、モービルハム誌でのSSTVエディターとして長年活躍してきまして、日本のSSTV’サーとして有名な方です。 HASC(函館アマチュアSSTVクラブ)を立ち上げ代表をされています。
氏からは、SSTVの基礎、フリーソフトウェアの定番ソフトとなったMMSSTVを使っての無線機との接続や運用について、プロジェクターを使っての説明でした。
こちらは、パソコンを使ってSSTVをワッチするための、トランシバーからの信号のとりだし方、保護回路などについての説明です。実際、使用しているものを写真にして説明なので、わかりやすいものでした。
パソコンにインスツールするソフトウェアーMMSSTVの入手方法、インスツール方法、ソフトウエアの使用方法を説明されました。
上級編としてJJYを使ったクロックの補正、送信時の実際の画像をモニターする方法などについての説明があり、既に興味をもっている方をも意識した内容もあり、経験者にとっても有意義な講演内容でした。
HASCでSSTV展示ブースを設置しまして、実際の画像を見ていただき質疑応答の時間としました。このように質疑が相次ぎ活況でした。
JA8LEさんの説明に聞き入る参加者の皆さん、非常用に対応したオールインワンにしたSSTV装置
各写真は、クリックすると拡大します。