「第41回青森県支部大会 」は平成25年9月28~29日、旧相馬村、現弘前市で行われた。
星と森のロマントピア「白鳥座」(宿泊施設・写真左)と 支部大会会場の「森林科学館」 (広場を挟んで対面しています) |
支部大会で、来賓として参加した東北地方本部監査長JA7AJH尾形和俊氏は北海道美瑛町の出身だという。昭和32年に北海道を離れたが、今でも北海道に愛着を感じていると話していた。その尾形氏の話に驚いた。「東北で支部大会を開いているのは青森だけ」。もう一人の来賓、宮城県支部長のJA7UQB佐藤雄孝氏は「宮城では10年前から支部大会を開いておらずハムの集いで一年に一度アイボールを楽しんでいる」 とのことだった。
私は、大会に参加する前に、20数年前に144メガで知り合った局長数名に「一緒に参加しよう」とはがきを出していたが「RKVさんはまだやっていたの。リグもないしコールも流してしまったよ」と言われたのが、東北で支部大会を開いていない現実かと考えてしまった。
しかし、私からの連絡で、わざわざ会いに来てくれた局長もいてうれしかった。その中の一人、私が、開局した当時に追いかけた津軽凧アワードでご縁ができたJR7XWU沢田実氏だ。ご高齢であるが、まだまだ60歳代にしか見えない若々しいお姿で現れた。その上、手作りのネームプレートなどたくさんのおみやげまで頂戴して感激だった。
毎年、渡島檜山支部と青森県支部は、津軽海峡コンテストを共催している。支部大会にはお互いの大会に参加し合って交流を深めている。渡島檜山支部大会に来てくださる局長とは、ローカルなみのお付き合いだ。同じ8エリアでも隣の胆振や後志などとはほとんど交流がないのに、津軽海峡を挟んだ青森とは深く長いつきあいが生まれた。3年後に開業予定の北海道新幹線が通ることで、どんなつながりになるのか興味深い。
さて、新青森駅まで出迎えて頂き、今回の会場である「ロマントピアそうま」に向かった。車窓から見えるのはたわわに実ったりんごだ。「あー、ここはリンゴの里なんだ」と実感。途中五所川原で「金山焼きの工房」と「たちねぶたの館」に寄り、いいものを見学できた。前夜祭は津軽三味線と民謡の生演奏で盛り上がり、その上、おいしい日本酒が数多くあり、ついつい飲み過ぎてしまった。
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翌日の支部大会には、約100人の局長が集まり、アイボールとジャンク市で会場はにぎやかになった。
記念撮影後は函館に帰らなければならず最後まで参加できなかったのは何とも心残りでしかたなかった。
いろいろとお世話を頂いた、青森県支部長はじめ支部のみなさま、特にCQ津軽ハムクラブのみなさまは準備などでご苦労されたことと感謝申し上げる。来年また、お互いの支部大会やコンテストでお会いしましょう73&88!
(リポート:JE8RKV 太田富士子氏)