JARL渡島檜山支部発足40周年記念支部大会が、9月8日(日) 北斗市・久根別住民センターにて開催されました。
渡島檜山の支部会員はじめ、青森県支部から17名の総勢120名の参加となり盛大に開催されました。
渡島檜山支部発足40周年記念の支部大会並びに前夜祭に多くの皆様のご参加を頂きました。
JARL会長、北海道地方本部長、監査長、北海道の4名のJARL社員の皆様、石狩後志支部長、十勝支部長の皆々様、そのほか旭川、伊達方面からも遠路お越し頂き誠に有難うございました。また、地元北斗市からも、高谷市長が公務ご多用の中にもかかわらず、ご列席いただきました。
さて、この10年を振り返りますと、フォックスハンティングや津軽海峡コンテスト、渡島檜山支部コンテストなどを>継続し、多くの皆様にご参加いただいてきました。 青少年を育成する事業としての青少年のための科学の祭典においても、ラジオ作りの楽しさを青少年に伝えてきま>した。さらに、東日本大震災で被災した福島の子どもたちを励まそうという「ふくしまキッズ」の事業の中で当支部>としても、福島から夏休みを利用して北海道に来た、子どもたちにラジオ作りを指導し、笑顔を見ることができました。 また、数々の記念局も運用して参りました。2004年の函館市近郊4町村合併記念局8J8HC,2006年の北斗市誕生記念局8J8HKT、2009年の函館港開港150周年記念局8J8150H、2010年の箱館奉行書復元記念の8J8BU、そして今年路面電車開業百周年記念などに取り組み、支部の結束を深めると共に、全国に支部の活動をPRして参りました。
今回この40周年を記念して、記念誌を作成しました。今回皆様に配付させていただいたこの冊子の中には、支部のこの10年の歩みをはじめ、それぞれの皆様、そしてクラブの活動が綴られております。どうぞ、帰宅されて、ゆっくりとご一読下さい。
期待値120名でございましたので、これが満たされてたいへん嬉しい限りでございます。
皆様のハムライフが、今後より一層充実されますことをご祈念申し上げます。
続いて北斗市長、JARL会長 JA5MG稲毛氏の挨拶をいただきました。北斗市長の代理で澤村総務部長が挨拶をされて、北斗市誕生に向けて特別局が行われたことへの感謝、そして来る新幹線開通の際には、ぜひ記念局運用で全国にPRをという要請がなされました。
JA8ATG原本部長からは、今回の本部長就任については、 去年の12月から今度の社員総会まで理事ではない本部長をおおせつかっているという説明がありました。
また渡島檜山支部は、40年を振り返ってみれば、ばんだい号の非常通信、青函博、北斗市誕生記念局や路面電車特別局などの運用を積極的に行っており、地域と連動した活躍は素晴らしいものであり、今後ともがんばっていただきたいと挨拶されました。
青森県支部長の挨拶では、当時の上田支部長から青函の交流の話をいただき、初めて渡島檜山支部総会に来て以来、14年間、参加しており、当時、黒かった髪の毛もすっかり白くなったので歴史を感じるというエピソードを紹介していただき、東北新幹線の際の特別記念局の話をされました。
来賓の皆さん、JA8EOM上田北海道地方本部監査長,JA8DKJ三井石狩後志支部長、JH8MYB原田社員、
JE8KQR大國社員、JH8HLU正村十勝支部長、写真がないのですが、JA8OW谷本社員、JF8DSN齋藤社員もいらしていただきました。
青森県支部の今年度の開催地のCQ津軽ハムクラブから会長のJF7PFW加藤さんから開催地のPRをされました。
岩木は、2つ自慢があるそうでして、駒ケ岳に匹敵する岩木山と、とてもおいしい日本酒があるということでして、今回の総会ではたっぷり用意していますという挨拶でした。
コンテスト表彰
表彰を受ける各局さん、NBKさんの賞状です。 全国でもめずらしい支部対抗コンテスト「津軽海峡コンテスト」では、またまた青森県支部へとトロフィーが渡りました。
来年こそは、勝ちたいものです。(^^)
皆さんで記念写真です。
JA5MG稲毛会長は、どうしてもスケジュールの調整がつかずここで退席しました。
講演会 JA8ATG原本部長
「北海道地方本部の歩みと私の今後の思い」と題して講演がありました。
JARL理事選挙の話と、JA5MG稲毛さんのJARLの仕事ぶりや人柄などを説明されました。
組織として大きな変化は、このところはないがジリ貧の状態が続いている。
理事会では、理事の75年定年制を申し合わせ事項として採択された。
カード転送の会社は、TSSをやめて他社に移ったが、費用が従前の会社から半額となった。
JARL稲毛体制になってから大改革を行うようになった。
稲毛氏は、まさに電波少年というかJAGの会長を長年就任され、よみうりアワード1万局を獲得していてアマチュア無線家としてもアクティブである。
データに詳しく、あらゆるデータを把握している。JARLの組織では何年には誰が支部長か、そして年代の会員数の把握をしている。
今後のリーダーシップを期待したい。
函館教育大学の時代にJA8OW谷本さんとの出会いや、辺地校の太田小学校時代のアマチュア無線の話、タイ、バンコクの日本人学校に赴任となり現地でのコールでのアマチュア無線活動。八雲養護学校の生徒さんのレピータを使ったロールコールなどのアマチュア無線の取り組みなどを説明されました。
ちょうど、タイに赴任されていた時に、8支部発足の話があり支部経費がかかるにもかかわらず、先輩OMがたいへんな思いをされ決断し48年にこの制度がスタートした。
初代の渡島檜山支部長がJA8KEH 今川さんで、(元キングハイヤー社長)がタイに来てくれた驚いた。
青少年の育成について、ようやくJARLの制度として答申ができるようになったが、兼務の育成係の設置と予算0と寂しい状況となっている。
青少年の育成については、理事時代に養成講習会の青少年の料金値下げについての活動を展開したが事態が進展せず、組織に頼っていてはだめだと痛感し、NPO法人を作って養成講習会がNPOで開催できるよう行政とタイアップして、ようやく実現することができた。現在、各地で養成講習会を開催している。という興味深い話でした。
駐車場の誘導をしていただいた無線家族
総会には多くの方が集いますので駐車場の誘導が必要でして、JG8HOL熊谷さん家族が対応していただきました。
JG8HOL、JM8ANP、JL8XGZ熊谷さん、ありがとうございました。
こちらは、受付の状況です。JA8WPDさんらが対応。こちらでは八雲から来たJA8CVW三好さんが応対。
各ブースのようす
恒例のブースも好評でして、HASC(SSTV愛好会)、HRPC(パケット通信愛好会)、岡山商店(JG8KKC岡山さん)、ラジオ少年、電波適正利用推進協議会、支部ジャンクの出展がありました。
岡山商店は、いつもながらの人気です。伊達からかけつけたJH8FWD安宅さん、いつもの参加ありがとうございます。
岡山さんは、総会が終わってから翌年のものを自腹を切って用意されるということです。
こうした努力がこのブースとなっています。感謝です。
では、商品の数々をごらんください。各写真は、クリックすると拡大します。
「電波適正利用推進協議会」のブースでは、自由帳を。JARL支部ブースでのJL8JUK 伊久留幹事
NPO法人ラジオ少年のブースです。
QSLカード、キット、電鍵などがあります。
抽選会の景品です。恒例の抽選も盛大に行われました。