第38回JARL渡島檜山支部大会は、平成23年9月4日(日)午後1時から函館市亀田福祉センターにおいて、JA8EJZ斎藤幹事の司会進行でおこなわれました。参加者は113名でした。
今年は谷本JARL評議員、佐藤JARL青森県支部長を来賓にお迎えしました。青森県からは支部長以下12名の方々が前夜祭からご参加くださいました。
第19回渡島檜山支部48時間コンテスト・第9回津軽海峡コンテストそれぞれの入賞者表彰をおこない、第9回津軽海峡コンテストの支部対抗では、青森県に軍配が上がり渡島檜山の成績は4勝5敗、トロフィーは佐藤青森県支部長の手に渡りました。
続いて、平成22年度支部事業報告・会計報告、平成23年度支部事業計画・収支予算の説明がおこなわれ、同じ会場内で記念撮影をおこない休憩をとりました。
記念講演は、公立はこだて未来大学・工学博士川嶋稔夫教授による「都市の記憶・地域ディジタルアーカイブ」と題して、お寺が所蔵する年代物の美術品をディジタル化した取組を講演頂きました。昔の絵が、髪の毛ほどの筋で虫眼鏡で見たのでは1本1本がよく判らなかったものも、ディジタル化したことでその本数を数えることが出来るまでになったとお聞きし、たいへん驚きでした。
期待のお楽しみ抽選会は、JA8WPD平野さんを抽選者に、JA8EGS滝野さんを司会進行役に進められ、注目の144/430デュアルバンド・モービルトランシーバーはJL8GRR局が、かにプラスお酒はJH8HFG局が射止めました。ほか、LED夜景パネルや地域自慢の地酒や青森県支部からの地酒など、会員ほかの皆さんから数々の景品を提供頂きました。今回はなにも当たらなかった会員には、提供頂いた手動発電式LEDライトが配布されました。
4日は良い天気に恵まれ、終了後に風が出てきて台風の接近を感じさせました。
また、前日の9月3日は函館市内のホテルテトラで前夜祭がおこなわれ、夕方降り出した雨も皆が帰る頃には上がっていました。アトラクションに「湊谷るみ子一座」をお招きしましたが、こちらも折からの台風接近でメンバーも容易に動けず、大人3人と子ども二人による民謡と「ひとりよさこい踊り」の公演となりましたが、楽しくパワフルに演じてくださいました。参加者は65名でした。
今年は、道内3つの地区で支部大会が重なり、そんななか当支部前夜祭に本部長が来てくださいました。たいへんお忙しい中を夜行バスで往復された本部長には感謝申し上げます。