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Mini
power Grand grid (GG) amplifier
In 1993 some projects by 7L1OPH Mr.Yamano about his grand grid amplifier
was introduced on the Japanese CQ magazine. I wanted to make such a GG
amplifier. But I had no license to use 50W linear. And I did not have 10W
class exciter. Therefore I decided to make GG amplifier with QRP level.
At first I made it with familiar 6AV6 and 6FQ7 triode. But they did not
product any gain. I learned about the gain of the GG amplifier. To make
GG amplifier we must use high gm and low rp tubes. Therefore I chose the
4GK5. This tube was made to use on the RF amplifier of the front end of
the TV. I got 7dB of gain with this amplifier. Maximum power output of
it was 1.4W. I enjoyed to construct and measure this GG amplifier.---ggamp.gif
ミニパワー グランデドグリッド(GG) リニアアンプ
今から6年程前、1993年当時、CQ誌に、何度か7L1OPH山野さんのGGアンプが紹介されました。それらの回路は20Wから100W程度の出力のリニアアンプでした。それを読んでいて、私も作ってみたくなったのですが、私には、10Wクラスのエキサイターもありませんし、20W以上の電波を発射する免許もありません。そこで、QRPレベルでGGアンプを作ってみる事にしました。最初3極管として一般的な6AV6や6FQ6でやってみましたが、いっこうに増幅してくれませんでした。そこで真空管の教科書を読んでみるとGGアンプには、プレート内部抵抗の小さくて、相互コンダクタンスの大きな物が適している事がわかりました。そこで、手持ちの200本の真空管の中から、そういう物をさかしてみた所4GK5という物が出てきました。これは元々、テレビの高周波増幅に、GGで使用する為に作られていた品種ですので、GGアンプとして具合良さそうです。実際50MHzの同調回路を前後に付けてみると、7dBの利得が出てきました。つまり50MHzの当時使っていた560mWのトランシーバーで駆動すると1.4Wが出てきました。同調回路は低インピーダ
ンスがつながっているので、大変に同調がおおざっぱです。この試作を通して、低利得で無調整という、GGアンプの醍醐味が満喫できました。
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