How to choose a transistor.
I receive one or two E-mails from a watcher of my homepage on one day.
The frequently question is as follows. " Please teach me the British
or American transistor changeable from the Japanese transistors informed
on my homepage!" But I do not have a data book of England and America.
I will teach you how to choose the transistor by yourself. Before you read
this page, please get a data book of transistor made by maker. This page
describes how to choose a transistor in very amateurish way. It is not
so correct. But it is easy to understand.
1.Reference.
Reference means " the transistor maker manufactures and deals the
transistor mainly for that usage". This is most important information.
If you want to make 50MHz transmitter, you must choose the UHF transistor.
You can not use the switching transistor for the transmitter. The reference
of 2SC1815 is " low frequency amplification" . Therefore it is
good for sound frequency amplifier.
2.Maximum value of the corrector dissipation .Pc.
Pc means " how many energy the transistor can deals". In order
to use transistor safety from the break, you must choose 4 times bigger
Pc of transistor from the output power of the amplifier. For example ,
2SC1815 has it's Pc of 400mW. Therefore it can output 100mW maximum power
output. The bigger Pc you choose, the more safety the project becomes.
But it is not cost-effective to use too many Pc of transistor. Of course
, the power transistor can be used with enough size of heat sink. Without
heat sink the power transistor can be broken easily.
3.Vceo maens " maximum value of emitter grounding of voltage which
can applied between the collector and the emitter". You must choose
the transistor twice as big of Vceo than the voltage of the poer supply.
Foe example 2SC1815 has 50 volts of Vceo. Therefore it can be used 25 volts
or less as the Vcc of the circuit. Some new UHF transistor made for handy
telephone has low Vceo. It is broken easy with 12V of Vcc. Be care!
4.Transient frequency. ft.
The transient frequency means " limit of the frequency of the transistor
". But on the transient frequency the transistor has no gain. Therefore
, in order to get enough gain, you must choose the transistor ten times
bigger of "ft" than the frequency you must deal ( amplify or
oscillate ) on the circuit. For example 2SC1815 has 80Mhz of it's ft. Therefore
it can be used on the audio frequency and Hf frequency lower than 8MHz.
But ft changes with it's collector current. With enough current , the ft
of 2SC1815 becomes 500MHz. Therefore it can be used on 50MHz.
The data book informs you many another characteristics of the transistor.
But you can choose the transistor with that four characteristics as an
amateur .
トランジスターの選定に関するアマチュア的解法。
私の所には、よく内外からEメールのご感想が届きますが、その中で一番多いのが「トランジスターの互換性や互換品種」に関するご質問です。このご質問に関しては、「それくらい自分で選定してくれ。」とか、「私に聞くよりも、自分でやってみて、だめな場合だけ、聞いてくれ。」とか思っていますが、ここでは、トランジスターの選定方法に関してアマチュア的に述べてみます。とにかく、データーシート(データーブック)を入手してください。秋葉原の本屋さんで売っています。CQ出版社の簡易版でも良いのですが、出来たら、メーカーが発行している本物を何とか入手してください。インターネットでも或程度、調べられますし、図書館でも見れます。以下に、或程度のデーターが得られたとして、そのデーターブックのデーターをどう読めば、「作ろうとする回路にそのトランジスターが適応しているか」を判断出来るかに関して極めてアマチュア的に、いわば「簡便判断方法」を述べてみます。
1.主用途:高速スイッチング用とかUHF発振増幅用とかいう、「メーカーがそのトランジスターを開発、発売するに当たって、どんな使い方を想定して売り出したか」を示しています。これが、一番重要です。自分の作ろうとする物が中波ラジオ用なら、中波増幅用を選べば無難です。50MHzはVHFの周波数ですから、50MHzのトランシーバーには、VHF増幅用が適切な選択です。もちろん送信機の出力段にはVHF出力電力増幅用と名の付いた物を選ばねばなりません。逆に、スイッチング用や低周波電力増幅用のトランジスターを50MHzの送信機に付かっても良い結果は望めません。メーカーの発行しているデーターブックには、親切に「応用回路例」が記載されている場合も有り、これ自体を組み合わせて、送受信機を構成する事も可能です。2SC1815は、主用途が、「低周波電圧増幅用、励振増幅用」ですので、その名の通りの用途が無難です。
2.最大許容損失:Pc−MAX:小信号トランジスターでは、100mWから500mW、出力用でしたら1Wから50W位が一般的です。これは、「そのトランジスターがどれだけの電力を扱えるか」の目安を示しています。アマチュア的には、送信機の最終出力段または、そのドライバー段以外では、問題にならない。つまり、気にしなくても良いでしょう。逆に送信出力段では、少なくとも前段の出力電力と同じか、それ以上の最大許容損失であり、同時にその出力段の送信出力の二倍は必要です。出来れば10倍位あると、安心して使用できます。もちろん、この数字は、十分な放熱器を使用した場合の事ですから、たとえ10Wのトランジスターでも小さな放熱器で使ったのでは、1Wで壊れてしまう事もあります。2SC1815は、Pc=400mWですから、CWやSSB送信機に使った場合、100mW程度の出力が出せると考えられます。
3.最大定格の最大コレクタ電圧:Vceo:これは、コレクターにかけられる電圧の最大値を示しています。一般には、使用する回路の電源電圧の2倍の最大コレクタ電圧があればこわれません。普通のシリコントランジスターでは30V程度の値ですので、電源電圧は15VまでOKです。最近UHF用のトランジスターで携帯電話用の物は、7.5Vという物があり、これを12V電圧で使うとすぐに壊れてしまいます。高ければ、高いほど安全なのですが、逆に耐圧の高い物は、値段も高かったり、その外の性能が悪かったりで、注意が必要です。2SC1815は、Vceo=50Vですので、25Vの電源電圧まで、使えます。
4.トランジョン周波数:ft:これは、そのトランジスターがエミッター接地回路で使った場合に、何メガヘルツの周波数まで、使えるかを、現している数字です。ただし、トランジョン周波数では、利得が1倍になってしまい。増幅器としては、使い物になりません。一般に使用する回路の周波数の10倍程度のトランジョン周波数が必要だと考えてください。2SC1815は、ft=80MHzですから、一般には低周波はもちろんOKで、高周波では8MHzまでと考えるのが普通です。しかし、トランジョン周波数はエミッター電流に依存する特性があり、2SC1815では、エミッター電流を1mAも流すとftは500MHzになる事がデーターブックに示されています。このため、アイドル電流をたっぷり流してやって、50MHzの送信機の出力に使っています。以上、4ポイントを押さえておけば、大体そのトランジスターが使用しようとする回路に適応可能かどうかが、判断できます。
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