9 projects with 1 transistor

Everyday I receive one or two E-mail letter from the reader of my homepage. I understood that the easy projects of my homepage is loved better than the big one of my homepage. Therefore I made nine new projects and inform you about them. I used the usual parts on the projects. You can use any type of output transformer made for the transistor. You can use a 12V power supply of 9V battery for all projects. But only NO.5 " CUP BUZZER " is used with 3V battery.


1.INTER PHONE
I do not know how it is called in the USA. In Japan "Inter phone" means an electric communicater used inside of the house. See the circuit ! This is a transformer output transistor amplifier. Instead of the microphone , a speaker and the transformer is used. If you have a dynamic microphone, connect it to the 10 uF capacitor. Power output of this machine is 10mW. Yes it is very small. You can use it on the quiet room. If you set the speaker on the child's room and set the microphone on the living room, you can call your child from your living room.

My met friend MIke McCarty teached me as follows,

What you called an "interphone" is in English called an "intercom", which is short for "inter communications"


2.MW RADIO
If you connect the Diode radio before the audio amplifier , it becomes one transistor radio. You may use the poli variable capacitor for the VC. You may use the bar antenna for the T1. I used a 455kHz IFT for the T1. The copacitor of it is broken. I adjusted the capacitor and I could hear the local broadcasting station with 20pF of VC. The power output of this machine is very small. You had better use the head phone. But on the quiet room , you can hear with the speaker. This radio has not so good sensitivity. Therefore you must joint very long antenna for it. I used my 40m long wire antenna.

3.BUZZER
If you connect the output to input of the amplifier , that becomes the oscillator. You must joint reverse phase of the output transformer to input of the amplifier. The tone is changed by the connecting capacitor. C = 0.1 mycro farad , tone = 4kHz. C = 0.47 mycro farad , tone = 800Hz. C = 4.7 mycro farad , tone = 80Hz. This is broking oscillator. See the shape of the signal, if you have an oscilloscope ! Set the power switch on the wall beside the entrance door on your house ! Set the speaker on the kitchen room ! It is a usual usage of the bell. But the sound of this machine is very small , therefore you will not be able to hear it, while you watch the TV.

4.MORSE TRAINER
The circuit of this project is the same as it of the buzzer. Connect the Morse key instead of the power switch. It becomes the trainer of the Morse code. Use it with your friends! Learn the Morse code! Make contact with me by the 21MHz or 7MHz CW !

5.CUP BUZZER
All the Japanese electric child made the buzzer to know the water level of the bath. But it becomes automatically in these days. I wanted to make a bath buzzer. But the sound was too small to hear on the another room. Therefore I decided to call this project as a " Cup buzzer". If you cut the base bias circuit on the oscillator , the oscillate is stopped. Make a pair of terminal on the bias circuit! If the water comes between the terminals, small current flows between them. Then oscillation begins. Do not use the 100V AC to the power supply of this projects! If the power supply gets wet, you may get an electric shock. It may kill you. You must use a 3V or 9V battery for this project.

6.ELECTRIC MUSIC INSTRUMENT
If you joint the variable resister on the feedback line of the buzzer oscillator, the oscillating frequency is changed by the resistor. It becomes an electric music instrument. I could play a short program with this gear. It will be joyful machine ,if you make case for this circuit. Tone shall be written on the panel of the case.

7.NOODLE TIMER
If you make the long time charger for the base bias of the buzzer oscillator, it becomes a timer of 3 minutes. On the timing of power off, the timing capacitor must be reset with discharging circuit. Timing constant is changed by the C=1200uF or R=470k. It is useful.
In Japan, we like Cheinese noodle very much. We call it " Rahmyen " .

8.CW TRANSMITTER
Replace the transformer of the buzzer with the coil and capacitor! Add the crystal in order to make crystal oscillator! Insert the Morse key between the power supply and the circuit! It becomes the Morse transmitter. The power output of this machine is 10mW. It is QRP. But it can be used. You can change the frequency of this machine for 7MHz or 10.15MHz. You will be able to use it as the transmitter of amateur radio.

9.HF AM TRANSMITTER Joint the speaker as the microphone on the base of the CW oscillator. It becomes the base modulated amplitude modulated transmitter. The modulation rate of this machine is 10%. I heard the signal of this machine on the next room of my house. The signal strength is 9. But readability was 4.


1石式電子回路の9例の紹介

私のEメールの受信箱には毎日1ないし2通の方から、このホームページに関しての感想のお便りが届きます。どうやら、簡単な1ないし2石の製作例の物が、読者の方々の創作意欲をかきたて、興味をひいている様です。そこで、きわめて簡単な、トランジスターを一つだけ使った、製作例を新たに試作して、紹介します。9例になりました。出来るだけ入手の易しい一般的な部品で作ってあります。トランスは、トランジスター用出力トランスなら何でもOK。例えば、ST32(1.2k:8)でもよいでしょう。電源は12Vの安定化電源または9Vの006PでもOKです。ただし、5番のコップブザーだけは、乾電池2個の3VでもOKを確認しました。実態図は1番のインターホンだけかきました。他はそれに習ってください。気に入ったら、プラスチックのお弁当箱にでも入れて使ってください。

1.インターホン
回路図をご覧ください。普通のトランス入出力のトランジスタ電力増幅器です。ベタアース基板の上に四つめ基板を切って貼り付けて、これに部品を半田で付けて構成してゆきます。トランスの使わない中間タップは切ってしまいます。入力にはマイクの代わりにスピーカーを使用してこれをトランスで昇圧しています。ダイナミックマイクをお持ちなら、それを10μのコンデンサーにつなげてもOKです。本機の回路図の中の、スピーカーだけを子機として、家の中の子供部屋等に取り付け、他の部分を電池を含めて、親機として、例えば台所に置いておけば、子供の呼び出しに使えるインターホンになります。ただし出力は10mW程度と小さいので、静かなお部屋でしか使えない物です。
1Oct99追記:マイクマッカーチィさんによると、インターホンはアメリカではインターコムというそうです。

2.中波ラジオ
低周波増幅器の入力にマイクでなくて、ゲルマニウムラジオを付けると、一石式のラジオになります。トランスの出力は小さいので。ヘッドホンで聞きましょう。静かな部屋ならスピーカーも鳴らす事ができます。VCとT1は、中波受信機用のポリバリコンとバーアンテナを用意するのが簡単です。私は、T1には455k用のIFTを使い、底のチタバリコンを破壊して使用し、近所のIBS(茨城放送土浦支局1458kHz)が聞こえる様に、C1をシグナルジェネレーターを使って、固定コンデンサーを取り替えて調節し、20pFでIBSに同調しました。このラジオは感度が悪いので、立派な外部アンテナを必要とします。私は1.9MHz用に立てた40mのロングワイヤーアンテナを使って受信しました。

3.ブザー
増幅器の出力を入力に逆位相で戻してやれば、発振器になります。もし組んでみて、発振しなかったら、位相を逆にする為に、トランスの出力側の引きだし線を逆にしてみましょう。コンデンサーCに0.1マイクロファラッドを使うと出力周波数は4kHzでピーという音でした。0.47μでは、800Hzのプーという音色でした。4.7μでは、80Hzのブーという音です。オッシロスコープで波形を見ると、ブロッキング波形になっています。本機は、電源スイッチを回路本体から取り出して、別の遠い場所に置けば、呼び鈴として、使用できます。たとえば、家の玄関にスイッチを置いて、台所にスピーカーを置けば、一番一般的なブザーの使い方になります。ただし、音が小さいので、テレビが付いていると聞こえないかもしれません。

4.モールス練習機
ブザーと同じ回路ですが、呼び鈴スイッチの代わりに、モールスキーを接続すれば、モールス練習機になります。キーを押すと、スピーカーがピピーと鳴ります。2人で、一人がキーを押して、送信し、もう一人が聞き取りの練習をします。あるいは、テープレコーダーを使えば、一人で送信と受信の練習ができます。ぜひこういう機械でモールスを覚えて7MHzでQRP交信を私としましょう。

5.コップブザー
私を含め、多くの電気少年達は、「風呂ブザー」を作ったものでした。今では、お風呂も自動化されてしまい、一定温度のお湯が一定量だけスイッチ一つでセットされる、便利な世の中になりました。フロブザーを作りたかったのですが、音が余りにも小さくて、風呂の水音にかき消されてしまうので、「コップブザー」となりました。「コップの水位を計ってもしょうがない。」とおっしゃるでしょう。その通りです。HIHI。帰還発振器のベースバイアスを切って、ここに端子を入れて、この端子間が水で濡れると、わずかな電流が流れて、バイアス電流が流れ、発振が始まります。端子はビニールコードを剥(む)いて、水にいれてやるだけで十分実験になります。本機を実用される場合には、家庭用電源を電源とすると、それが水に濡れて、感電する危険があります。「フロブザー」はあくまでも、電池で使ってください。

6.電子楽器
ブザーの回路で、帰還コンデンサー0.1μの代わりに、コンデンサー0.1μと1kオームの可変抵抗を取り付けると、発生する音程が変えられます。この回路で、大体1.2kHzから2.4kHZまで、変えられました。2倍の周波数の変化は1オクターブに相当します。私は、ボリュームを回して、「ぽぽぽ、はとぽっぽ」を演奏しました。ちゃんと箱に入れて、図の様にドレミを書き込むとそれらしい電子楽器になるでしょう。それにしても、なぜいつも「はとぽっぽ」なんでしょうか。

7.ラーメンタイマー
ブザー発振器のバイアス回路に時定数を持たせると、電源ONから3分間でブザーが鳴り出す、「ラーメンタイマー」が作れます。LEDと抵抗で2Vの定電圧回路が構成されています。この2VでC=1200μのコンデンサーを充電してやると、スイッチ投入から次第にコンデンサーの端子電圧が上がってゆき、ここが0.6Vを超えた時に、トランジスターが動作可能になって、発振がはじまります。電源スイッチに2回路の物を使用して、残りの1回路で、電源OFFと同時に時間コンデンサーを放電させて、タイマーをリセットします。時定数はコンデンサーCでも、又R=470kを変更しても調整できます。これは使えます。

8.CW無線送信機
最初の低周波増幅器の回路のトランスの所に同調回路を入れて、その同調回路の周波数にあった水晶をコレクタとエミッターの間に入れてやると、水晶発振器になります。これの電源をモールスキーでON−OFFさせると、発振信号が断続されて、CW送信機と成ります。日本では、この様な発振器自体をON−OFFする形式のCW送信機は、その送信電波の質がよろしくないという理由から認可されないので、正式なアマチュア無線送信機としては、使用出来ません。あくまで、実験用の物としてお試しください。ですから、アンテナはつながずに、ダミーロードをつないで、漏れでた電波を、BFOの付いた短波受信機で受信します。これでもチャントしたアンテナが受信側につながっていれば、100mは楽に送信可能です。同じ町内の友達と交信が可能です。また、モールス練習機としても、無線でやると感じが出てやる気になれると思います。尚、OZL9というコイルに関しては、私のホームページのスモールヒントの項目をご覧ください。

9.短波振幅変調送信機
先ほどの、CW送信機に音声で変調をかけてやれば、AM送信機ができます。この場合、変調増幅器を作って、発振器の電源を変調してあげれば、強電力変調回路となって、きれいな変調波が得られるのですが、1石式という制約から、ベースに変調をかけています。マイク代わりのスピーカーの信号をトランスで昇圧して、ベースに加えています。実測の変調度は10%程度でした。隣の部屋の受信機で聞くと、なにぶん10%変調ですので、信号が強い割には、内容は「やっと何を言っているかが、判る程度」でした。マイク代わりのスピーカーに向かって、まるで劇場俳優の様に大きな声ではっきりと発音してください。もっと大きな声で!!!そんなに、大きな声を出したら、隣の部屋に直接聞こえてしまうって、ごもっとも。ラジオをかかえて布団に潜って実験してください。


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